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Posted by ミリタリーブログ at

2017年10月05日

マルシン FN Five-seveN CO2ガスガン




マルシン製のファイブセブンです。
通常のガスブローバックと異なり、専用のCO2ボンベをマガジンに入れて使うタイプです。当モデルにはそのCO2ボンベが3本付属しています。ボンベは使い捨てで再チャージは不可、そして使い切らないうちにマガジンから抜くと残りのガスが一気に噴出します(危険)なのでガスを使い切ってから新しいボンベに替える必要があります。尚、このボンベ1本で100発以上発射可能ですが気温によりけりで、気温が下がって来ると当然撃てる回数も減少します。冬場は3マグ持つか持たないか、といったところでしょうか。




実銃ではP90と同じ弾を使用する為、特殊な形状のグリップですが意外と握りやすくサイティングもしやすくなっています。リアサイトは調整可能です。




ホップ調整はスライドを外してから行います。スライド裏のダイヤルで調整ですがクリック感があり調整しやすいです。
マガジンへのボンベ挿入は付属の工具にて行います。



当モデルもグロック同様にハンマーが露出していないのでコッキングが判りづらいですが後方のスライドとフレームの間にコッキングインジケータが出る仕組みです。



さて、CO2ガスガンの実射性能ですが初速は90m/s(室温25℃)装弾数は22発です。初速の数値の違いが戦力の決定的な差にはならないかも知れませんがこれはなかなかの数値です。某フィールドのシューティングレンジで試したところ30mまでのマンターゲットは問題無く狙えます。40mのターゲットにも当てる事が出来ますが有効射程は30mくらいでしょうか。
そして特徴的なのはそのリコイルと音で、これが結構激しいです(笑)なので、気温が30℃を超える夏場は使用を控えるのが無難かと思います。自分は気温が25℃になってきてからゲームに使うようにしています。
CO2ガスガンは通常のガスブローバックガンに比べて寒さに強いとの事ですが気温が高い方がより快調なのは間違いありません。過去に気温0℃の環境でゲームに使用しましたが初速は68m/s前後まで低下。とは言え使用は可能でした。但し前述の通り発射可能数は激減しますので注意。
そしてガスの無くなるタイミングですが、これが判りづらいです。フロンのガスガンだと段々弱くなるのが判るのですがCO2だと最後は急に無くなる感じです。



【良い点】
•マルシン製とは思えない射撃性能(失礼)
•激しいリコイルと音
•冬場でも使用可能(九州〜西日本なら)

【悪い点】
•ボンベはいつ空になるかわからない
•夏場は使えない(壊れる可能性大)
•フロンに比べるとコスパは悪い



当モデルがCO2ボンベのシリーズ第2弾なのですがもっとラインナップを増やして欲しいところ。ガスリボルバーは期待してます! あえて第1弾には触れません(笑)